実際に収納する

仕切りの少ない引き出し収納
引き出し式の収納は奥にしまったものが取り出しやすいので便利ですが、備え付けの仕切りなどがないため、引き出しの中でモノが散乱しやすいのが玉にキズです。
逆に、自分好みにレイアウトできるというメリットもあります。
大抵の引き出しは、上段が浅めで下に行くにしたがって深さが増す仕様になっています。
浅い引き出しにはカトラリーやキッチンバサミ、ワインオープナーなど、こまごましたものを収納するのが定番になっています。
特に散乱しがちですから、細かく区分けできるカトラリートレーを足すことで種類別、色別などで区分けできるので、引き出しを空けた瞬間も統一感のあるオシャレな仕上がりになります。
複数のポケットが一体型になったトレータイプのものを使ったり、個別になっているものをお好みで並べたりする形でもOKです。
個別のタイプを使うなら、色や形は揃えておくとオシャレ感が増します。
深めの引き出しや扉式の収納には
深めの引き出しや扉式の収納は、深さ(高さ)があるので、フライパンやお鍋といった大型の調理器具や食器などを収納するのに重宝します。
大きさがあるということはもれなく重さもあるモノたちなので、システムキッチンの下部に位置することが多いこのような収納から取り出す際には、少し厄介な作業になるかもしれません。
また、せっかく高さがあるのに、上の部分が余ってしまうこともあるでしょう。
そんな場所には、ボックスタイプの収納ケースや細かく区分けができるラックを導入して立て収納にしたり、スライド式の二段ラックを導入したりすると、スペースの高さが有効活用できます。
見やすいうえに使い勝手もよいので、出し入れがスムーズです。
ボックスタイプの収納ケースを使う場合は色を統一するように意識すると、清潔感もあり、洗練された雰囲気になります。